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態度の悪さを改めた、柿谷曜一朗

15日放送のTBS『情熱大陸』ではサッカー日本代表の柿谷曜一朗が登場した。

 

 

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セレッソ大阪で今シーズンからエースナンバー8を背負う柿谷は、ここまでリーグ戦25試合に出場して14ゴール(9月16日現在)。7月の東アジアカップでは、ザックジャパン待望の新戦力として選ばれ、大会得点王となった注目選手。周りの期待に応える働きで、日本を優勝に導いた。

 

その人気はうなぎのぼりで、イケメンサッカー選手好きのファンから支持を得ている雑誌『サッカーai』の人気投票では、34号連続で首位に立っていた内田篤人を抜き、ついに1位に。セレッソ大阪の練習場には連日のようにギャルサポが詰めかけ、いまや柿谷フィーバーと言っても過言ではない状態だ。

 

しかしここまで、順風満帆に来れたわけではない。天才天才ともてはやされ、弱冠16歳にしてセレッソに加入した柿谷は、同期入団の香川真司が頭角を現していく一方で、練習への遅刻を繰り返すなど、プロとしての自覚に欠けている時期があった。

 

番組の中で、柿谷は当時について、「17歳~19歳くらいのセレッソ時代は、プロサッカー選手ではなかった」、「プロになったらサッカーでお金を稼がなければいけないなかで、そこまで(厳しい世界だと)思ってなかった」、「試合に出れてないから遅刻したんじゃなくて、遅刻してもしなくても、試合に出られへんやん、と思っていた」、「セレッソの一員じゃなかったしね、どう考えても」とふてくされた時期を振り返った。

 

その後、飛ばされたJ2徳島の地でプロとしての自分を見つめ直し、2012年にセレッソへ帰還。徳島で人間的に大きく成長した柿谷は、以前とは見違えるようなプレーを見せ、翌2013年にはセレッソ不動のエースナンバーである8を背負うことになる。

 

番組では、そんな柿谷の最大のストロングポイントであるトラップ技術についても検証。ハイスピードカメラを使い、その知られざる奥義について柿谷本人が解説した。

 

「トラップは、サッカーの“準備”。トラップができんかったら何もできない。ドリブルもできない。シュートも打てない。クロスも上げれない。だから大事なんですよ」と語る柿谷に、twitterのタイムライン上では「名言キタコレ」、「あのトラップは天才過ぎる」、「スローで見てもヤバイなw」といったコメントがあふれた。

 

 

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番組の最後に、素顔の自分の姿を問われると、「僕は弱いですから、はっきり言って。めちゃくちゃ弱い。メンタル弱いし。ほんまにプレッシャーにも弱い。それは自分が一番分かっている。だからこそ、言い聞かすわけじゃないけど、自信さえあれば乗り越えられる」と話した柿谷。「あれ(ウルグアイ代表)が世界やったら、日本はW杯で優勝できる」という自信を武器に、ザックジャパンの救世主として、ブラジルW杯まで一気に駆け抜ける。