ビージンガー、前半の出来に苦言

ニュルンベルクは２９日のブンデスリーガ第７節で、ブレーメンと敵地で対戦し３－３で引き分けた。ミヒャエル・ビージンガー監督は、チームの前半の出来に苦言を呈している。

８分にオウンゴールで失点したニュルンベルクは、３４分に追加点を奪われ２点のビハインドを背負うが、前半終了間際にMF清武弘嗣がゴールを挙げ、１－２で前半を折り返す。その後、両チーム1点ずつ加え、２－３で迎えた７７分、ニュルンベルクは清武のアシストから、MFアダム・フロウシェクが貴重な同点ゴールを挙げ、勝ち点１を手に入れた。

点の取り合いとなった一戦で勝ち点１を手にしたニュルンベルクだが、今季はまだ白星を挙げることができていない。ビージンガー監督は２点先行を許した前半に不満があるようだ。試合後の同監督のコメントが、クラブの公式ウェブサイトで紹介された。

「前半の我々は、試合に入ることができていなかった。そして２ゴールを相手に与えてしまった。あの２ゴールが無ければ、我々は勝つことができたかもしれない。今日の試合、我々は３選手を入れ替えなければならなかった。それが原因で試合に入るのに時間がかかってしまった。そして、試合序盤で多くのミスを犯してしまったんだ」

また、この試合でチーム２点目のゴールを挙げたFWヨシプ・ドルミッチは、以下のようにコメントしている。

「監督は後半、もっと攻撃的にいくことを望んだ。僕らは常にゴールを狙っていたよ。僕らは激しく戦い、気持ち、情熱、意欲を持ってプレーした。そして勝ち点１を得ることができた。前半の僕らには、あまり見せ場がなかったけど、僕らはタフな選手がそろっている。僕らはできるということを証明できた。僕らは後半に目覚めたんだ」

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