独紙評価:2大メディアは清武の活躍を評価、長谷部は及第点
29日に行われたブンデスリーガ第7節でニュルンベルクはブレーメンとアウェーで対戦し、3-3で引き分けた。この試合で1ゴール1アシストを記録したMF清武弘嗣はチームメートのMF長谷部誠とともにフル出場。ドイツメディアの評価は高いものになっている。
ブレーメンは8分、ニュルンベルクDFベルカイ・ダバンリのオウンゴールを誘い、先制に成功。34分にはMFエライロ・エリアが追加点を挙げ、前半は完全にブレーメンのペースで進んでいた。そのまま、ブレーメンが得点を積み重ね、圧勝する雰囲気の中、ニュルンベルクを救ったのは清武だった。
44分、それまで相手ゴールに近づくことがなかったニュルンベルクは清武が叩き込んだゴールで後半に希望をつなげている。さらに後半のスタートから出場したFWヨシプ・ドルミッチが決め、53分には試合を振り出しに戻した。
ブレーメンはエリアのゴールで66分に再びリードを奪うが、その4分後には清武がMFアダム・フロウシェクの同点弾を絶妙なスルーパスでアシスト。清武はさらにこの試合では6週間の離脱を強いらているFWダニエル・ギンチェクの代わりに出場したFWトマシュ・ペクハルトへ完璧なクロスを送り込むなど決定機をつくったが、結局スコアは動かなかった。
ドイツメディアの評価では、やはり清武の活躍が高く評価されている。『ビルト』(チーム平均点3.46)では、同選手に両チーム最高タイの2、『キッカー』(同3.6)は同じ2でもチーム単独ベストの採点だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
一方、『キッカー』は、この試合で2010年12月、ハンブルガーSVの選手としてブンデスリーガでゴールを挙げていなかったエリアをマン・オブ・ザ・マッチに選出している。
地元メディアの『ニュルンベルガー・ツァイトゥング』は、清武のパフォーマンスに3をつけ、次のとおりの寸評を記した。
「プレー内容では良い場面も悪い場面もあった。得点でニュルンベルクを生き返らせ、3点目も素晴らしく演出。その一方で、びっくりするようなパスミスも犯し、70分前後には決定機を逃した」
長谷部は、この試合でそれほど存在感は示せていないものの、特に後半は中盤でのパス回しでチームに安定性をもたらすプレーを見せている。後半開始直後には相手ペナルティーエリア内でブレーメンDFセバスティアン・ガルシアに倒されたようにも見えた場面があったが、主審の笛は鳴らなかった。
『ビルト』『キッカー』は長谷部に3といずれも平均点を上回る及第点をつけた。地元メディア『ニュルンベルガー・ツァイトゥング』も3と評している。寸評は次のとおりだった。
「前半、唯一プレーカルチャーを見せようと頑張っていた(ニュルンベルク選手)。ボールを持ったときの落ち着いた様子が好印象を与える。しかし、(ブレーメンの)2点目は見送るのみだった」
第7節でも勝利をつかめなかったニュルンベルクだが、今シーズン5度目の引き分けで15位と変動なし。
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