スタバが声明発表…国営メディアの批判に「運営コスト違うため」

米コーヒーチェーン大手スターバックスが中国で暴利を貪っていると中国メディアが批判したことについて、スターバックス中国は声明を発表し、「中国市場における運営コストおよびプロモーション費用が異なるためであり、米国における価格と同じ尺度で比較することはできない」と釈明した。中国新聞社が報じた。

　報道によれば、北京市内のスターバックスでは1杯あたりの原価4．6元（約73円）のカフェ・ラテ（354ミリリットル）が27元（約428円）で販売されている。同一サイズのカフェ・ラテの価格はロンドンでは約384円、シカゴでは約317円、ムンバイでは約231円とそれぞれ異なっている。

　国や地域によって定価が異なることについて、スターバックス中国はウェブサイトで声明を発表し、「中国市場における運営コストおよびプロモーション費用が異なるためであり、米国における価格と同じ尺度で比較することはできない」と釈明した。

　さらに、スターバックスの各国における価格戦略は長期的視点に基づくもので、各市場の状況や運営コスト、市場の変化などを総合的に考慮したうえで決定していると発表した。（編集担当：村山健二）（イメージ写真提供：（C）Ed Lemery Ed Lemery／123RF．COM）

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