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▼自分の味覚に自信がある？最近では若い年代でも味覚障害が増加中
味覚障害とは、おもに食物の味がわからなくなる病気ですが、何も食べていないのに口の中で苦い・甘い・渋いなどの味がしたり（自発性異常味覚）、何を食べてもまずく感じてしまったりする
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味覚異常の訴えは女性に多く、年齢的には女性が40歳代、男性は50歳代から増加がみられます
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最近では10代、20代という若い世代でも味覚障害を訴える人が増えている
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ちなみに・・・
味覚音痴とは、手の込んだ料理や素材そのものの持つ味などを美味しいと感じることができず、人工的な調味料や刺激の強い香辛料等にしか美味を感じられない人
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▼味覚の形成はいつ頃から？また味を感じるのはどういう仕組み？
味を感じるのは、舌を中心に上顎や喉に分布する味蕾（みらい）という器官
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舌で感じる味は６５％、残り１０％は上顎、２５％は喉で感じると言われています。
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味蕾細胞は生まれたときが最も多く、老人は1/2から1/3に減るといわれています
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塩味・甘味・酸味・苦味・旨味といった味の分類は、0歳児ですでに形成されている。おいしい・まずいの感覚は、1歳から5歳くらいまでの間に備わる
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「味蕾（みらい）」は１０歳から１２歳でピークに達し、その数は１０、０００個とも言われています。８歳から１０歳までの間に「脳細胞」と「脳神経」が非常に発達することから、いちばん素直な時期でもある３歳から８歳の間に、食事の場を通して「正しい味覚」と「心の成長」を促すのが理想的とも言われています。
味覚は塩味・甘味・酸味・苦味・旨味の5つに分類され、特に感覚が鈍るのは塩味。次に甘味を感じにくくなる。
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▼味覚障害とはどんな症状が出るの？
●【味覚減退・味覚消失】味の感じ方が鈍くなったり、味を感じなくなったりする
●【異味症】 本当は甘いのに、苦く感じるなど、違った味を感じる
●【自発性異常味覚】 口の中に何もないのに苦味や渋味などを感じる
●【解離性味覚障害】 甘みだけがわからない
●【悪味症】 何を食べてもいやな味になる
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「塩辛くしなければ味を感じない」というようになり、過剰に醤油や塩などの調味料を使うような状態が続く場合は、味覚障害の可能性があるかもしれません
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…ちなみに七味等を大量に掛けて食べる人は味覚障害とは違うらしい
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辛さは痛覚として認識されているので、いわゆる味覚障害とは関係がありません
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辛いモノを食べた時に生じる痛覚が限度を超すと、脳からβエンドルフィンという痛みを和らげる物質が分泌されます。これは麻薬のような成分であり、分泌されると何ともいえない気分になります。この分泌を日常的に欲すれば、自然と辛いモノを食べることが習慣になる。
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唐辛子を食べる量が多くても辛さ自体はその唐辛子以上にはならないのでそれに慣れてしまったらいくらかけてもβエンドルフィンは分泌されません（これが「慣れ」です）
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味蕾がいかれている可能性もありますが他の味覚に問題がないのならやはり「慣れ」
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▼味覚障害になると健康被害もでてくる・・・
高血圧や動脈硬化になりやすく、脳卒中や心筋梗塞の危険性が高まってしまう
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糖尿病の危険性が高まってしまう
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塩味に次いで、味覚が鈍りやすいは甘味。甘味を感じにくくなると、スイーツを食べても満足せず、つい量を多めに食べがちになってしまい糖尿病にかかる可能性を高めてしまうというもの
いったん起こった味覚障害は治療を始めてから相当の月日を要すると考えて療養しないといけません
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▼味覚障害はなぜ起きる？
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