清武、ホームで５失点大敗に「痛かった」

ニュルンベルクMF清武弘嗣は６日、ブンデスリーガ第８節のハンブルガーSV（HSV）戦に出場し、７２分までプレーした。トップ下で起用された同選手は、「ホームでこの負け方はちょっと痛かった」と５失点しての大敗を悔やんでいる。

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今季リーグ戦で未勝利が続いているニュルンベルクは、ベルト・ファン・マルヴァイク監督を迎えて２戦目のHSVと対戦して敗北。FWピエール＝ミシェル・ラソガにハットトリックを許すなど、大量５失点で完敗した。

トップ下で出場した清武は、前半終了時にMF長谷部誠と話し合い、「なかなか真ん中でもらえなかったから、サイドに開いて」プレーしようとしたという。だが、その前に連続失点しただけに、より悔しさがあったようだ。

清武は大敗に「みんな多分、一気にガクッと沈んだと思いますし、すごく残念」としながらも、「下を向いても仕方がない」「チームがやろうとしていることは悪くはない」「しっかり気持ちを切り替えてやるしかない。自分たちは代表で頑張って、また帰ってきたい」と前を向いた。

８試合を終えていまだ白星がないが、清武は「チームは良くなっていると思うし、この大敗を機にみんなが見つめ直してやれると思う」。自身についても「もっともっと、これから良くなると思いますし」と、今後の巻き返しに意気込んだ。

HSVについては「うまかった。相手のボランチをつかみきれなかった。片方に行ったら、片方に出されるし」と、抑えどころがなかったと称賛。その上で、「２、３回は取れたんで」「それを物にするかしないかの差」と述べ、「（ラファエル・）ファン・デル・ファールトとかはあの１本で決めたと思う」と、決定力の違いを課題に挙げた。

代表ウィークに突入し、清武は日本代表として１１日にセルビアと、１５日にはベラルーシと対戦する。対戦相手については「あまりよくイメージわからないですけど」と言う清武だが、「相手どうこうより自分たちがヨーロッパのアウェーの地でしっかり結果を残せるような、チームとしても一段と成長できるように頑張っていきたい」と意気込みを表している。

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