モイーズ監督の選手起用から読み取るマンUの戦い方。香川真司を出場させる意味とは?
ウェルベック起用は「守備」への合図
デイヴィッド・モイーズ監督が指揮するマンチェスター・ユナイテッドでは、左ウイングのファーストチョイスがまだ定まっていない。プレミアリーグ開幕以降、左ウイングのスタメンを務めたのは3人。
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ダニー・ウェルベック、アシュリー・ヤング、そして日本代表MF香川真司である。この3人はそれぞれタイプが違い、その能力には一長一短がある。つまり、左ウイングに誰が先発起用されたかによって、その試合でユナイテッドの目指す方向性がみえてくるのだ。
今週末9月22日には、マンチェスター・シティとのマンチェスターダービーが開催される。この大事な一戦を迎えるにあたって、左ウイングの先発起用に、モイーズ監督がどういう意図を込めているのか説明していこう。
まず、左ウイングとしてウェルベックを先発起用した場合。モイーズ監督のメッセージは「守備に重きをおいて戦え!」だ。
ウイングとしてのウェルベックは、リーチの長さを活かしたボール奪取力が魅力的だ。下位チーム相手だと集中を切らし守備をサボることもあるが、シティのような強豪相手だとモチベーションが高いようで、気の抜けたプレーをする場面は少ない。
一方攻撃面では、ウェルベックが足下でボールを持っても、効果的な攻撃に繋がらないことが多い。改善の兆しは見えるが、状況判断がまだまだ悪く、有効な組み立てやペナルティーエリアへの侵入が出来ていない。結果的に、FWにも関わらず、現状では守備面での貢献度が高い選手となっている。
香川を投入する意図とは?
ヤング先発起用の際は、「バランスを重視しろ!」を意味する。
マンチェスターダービーのようなビッグマッチだと、この無難な采配になる可能性が一番高い。ヤングは守備でもハードワークするし、球際の強さもそれなりにある。攻撃面では、効果的なクロスやスルーパスが多いわけではないが、ボールをあまり失わないので、安定した攻撃につなげられる。
ちなみに同じバランス重視の左ウイングには、“限りなく攻撃寄り”ではあるがライアン・ギグスもいる。ただビッグマッチでは、ベテランは途中出場で流れを変えるための存在として温存しておきたいはず。そう考えれば、ギグス先発の可能性は低いだろう。
最後に、香川先発の際は「攻撃重視。点をとって来い!」だ。
香川の守備は、ウェルベックやヤングに比べると劣る。香川という小さな守備の穴が、強豪相手の強度の高い試合では普段より大きく広がってしまい、全体のバランスを崩しかねない。
しかし、味方がボールをポゼッションしているシーンでは、攻撃面での才能が輝きを放つ。何度もボールを触り、短いパスを丁寧に繰り返しながらリズムを創造する。そして、機を見つけると精度の高いスルーパスを2トップに供給し、時には自分でも得点を狙う。
ペナルティーエリアの攻略に関しては、香川がいるかいないかで大きく差がつくため、守備で2人に劣っている点を考えれば先発は難しいかもしれないが、途中出場の可能性は十分ある。
もし香川が先発で出場したのなら、モイーズ監督が強気の策で、点の取り合いに出たということになる。ドルトムント時代には、地元のライバルであるシャルケとのルールダービーで得点を決めるなど、勝負強さも持ち合わせる香川。もしマンチェスターダービーのピッチに立ったなら、是非とも今季初ゴールで勝利に貢献して欲しい。
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